【バッティング】タイミングの取り方の練習方法

         
 

野球というスポーツはどんなバッティングフォームであれ、タイミングが合い、バットの真芯でボールを捉えることができればいい結果につながりやすい。

少しでもそのタイミングが崩されると野手の正面に打球が飛び、アウトになってしまう。野球を考えた人は本当に絶妙な距離に塁間を設定したなといつも感じます。

打者では最も重要な要素のひとつがタイミングですが、どのような練習をすればタイミングの取り方がうまくなるのでしょうか?

この記事では、

  • タイミングの取り方の練習方法
  • 練習方法のバリエーション

などをお伝えします。

 

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タイミングの取り方の練習方法

現場でも、タイミングの取り方に問題がある選手もいますが、そういった選手への指導で得られた成果をもとにご紹介したいと思います。

基本的にタイミングの取り方は、選手自身がとりやすい形でいいと思いますが、その中でもさまざまなパターンを作り出していきます。

1でスイングする

イメージとすれば、140km以上のスピードボールに対応するために、構えた位置から軸足に体重を乗せ、一気にスイングする。

1、2でスイングする

上記と同じようなイメージですが、スライダーなど速めの変化球に合わせるようなイメージ。

1、2、3でスイングする

カーブなどの遅めの変化球を打つようなイメージでスイングする。

ストレートのタイミングで打ちに行ってスライダーが来る

ストレートのタイミングで打ちに行ってカーブが来る

ここまで5つほどご紹介していきましたが、このようなバリエーションを多く作ることです。そうすると咄嗟のときに対応できるようになります。

現場でもこれと同じようなことをいくつも作って選手に慣れささないように行ってもらっています。

こういったタイミングの取り方は、

  • 素振り
  • ティー

などでもできるので、いろんなバリエーションを練習しておくと、タイミングの取り方がうまくなってきます。

もうひとつタイミングとは少し異なりますが、変化球に対応できるように行っている練習もあります。

それは、

さまざまなボールを使ってバッティングをすること

です。次はボールを変えて行っている練習方法についてご紹介したいと思います。

 

さまざまなボールを使った練習方法

今回は2つのご紹介したいと思いますが、ピン球と穴あきボールです。この2つを用意して行っていきます。

ピン球を使った練習について

ピン球を使った練習方法ですが、これは比較的近い距離から打者に向かって投げます。

空気抵抗で手元で小さく変化したり、風の影響も受けやすく、自分が予想しないような曲がり方をするため、変化球対策として良い練習になります。

手元で起こる小さな変化を経験させると、ハンドリングがうまくなり、急な変化に対応しやすくなります。

ただし、このハンドリングを意識しすぎると通常のバッティングで出てきてしまう可能性があるため、この辺りは注意して練習を行う必要があります。

穴あきボールを使った練習について

穴あきボールについては、10~15mぐらいの距離からボールを投げて、ピン球と同じように予想もしない変化をするので、そうやった変化を経験させます。

穴が開いている分、ピン球よりも急激に曲がったり、曲がりが大きくなります。

穴に指をかけて投げると自由自在に変化球も投げやすいですので、さまざまな球種を経験させるという意味でも非常に役立つアイテムですね。

これら2つを用いて行う練習もそうですし、この他にもさまざまなボールでバッティングをすることで、それも選手にとっては良い刺激となります。

 

投手とマシンでは得意、不得意がある

ここまでタイミングのバリエーションや練習方法についてお伝えしていきましたが、ここからお伝えすることもぜひ知っておいてほしいことです。

バッティングをする中で、「タイミングがズレている…」と感じる選手がいるとします。この選手が相手にしているのが、投手なのか、マシンなのかによってタイミングの取り方が変わります。

現場で何度か経験しましたが、マシンでバッティングするのが不得意な選手がおり、この選手の場合は、

マシンでバッティングをするとタイミングが合わないことがある

んですね。

この場合、マシンではなく投手の手投げに変えると、タイミングが問題なくなることがあります。

このようなことから練習方法については、自分はどのタイプなのかを知っておく必要があります。

もしマシンが不得意でタイミングが合わないのに、マシンで練習を続けてしまうといい結果につながりません。できれば、投手にお願いをし、手投げでバッティングをするべきです。

このように実際に投手に投げてもらうのと、マシンでバッティングをするのとでは、得意不得意があるということも知っておいていただければと思います。

 

バッティング練習時の球速

これもよく質問を受けることですが、バッティング練習をするときの球速ですが、これは対応できる球速でバッティングをすることです。

球速が速いほどいいかといえばそうではありません。問題は、

その球速に対応できるレベルかどうか

ということ。

マシンを使用する場合、ある程度球速が速くてもタイミングを合わせることができますが、そのとき問題になるのがフォームです。

球速に合わて本来のフォームが崩れて手打ちになったり、力でどうにかしようとして緊張してしまい、そのようなスイングを重ねるとそれが癖づきます。

そうすると本来のフォームが崩れてしまう可能性があります。

今の自分が気持ちよくバッティングできる球速が120kmだとすればこの球速でバッティング練習を行い、慣れくれば130kmに上げて、

うまく打てないのであれば今はそこが課題

となります。

バッティング時の球速は速い方がいいかどうかではありません。常に今の自分のレベルに合わせることが重要です。

 

まとめ

今回は、野球選手にお伝えしたいタイミングについて解説しました。

今回の記事のまとめ

  • タイミングのとり方に決まった形はない
  • ひとつのパターンだけ練習しても試合では対応しきれない
  • 練習時にさまざまなパターンのタイミングのとり方を経験させる
  • ボールも工夫し、さまざまな変化球も経験させる
  • すべてできることが目的ではなく、経験させることが目的
  • これらを練習時に経験させておくと試合の咄嗟のときに対応できるようになる

タイミングをとるのがうまくなるだけで、これまでと違ったパフォーマンスを発揮することができるようになると思いますが、すべて日頃の鍛錬が試合の結果として現れてくると思います。

今日の記事が少しでも参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!